概要とさいたまワールド2019感想
さいたまワールドも終わり辺りも春めいてきました。
感想を書く前に少しだけ概要を。
このブログは私が好きなスケーターについて書き綴るだけの謂わばメモ帳となる予定です。
何故今更ブログを作ったのかって感じなんですが経緯としては
今回のワールドを観てヴィンスとネイサンのW表彰台に感涙する
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ヴィンスの過去の演技の内容や自分の感想を見返したいと思ったけどTwitterだと過去の呟きを一々見るのが面倒
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ワールド終わってキリも良いし、ここらでヴィンスことVincent Zhou選手の事を振り返ってまとめておこう
といった自己満のノリです
技術的な内容は恐らく皆無で過去の感想やこれからの試合の事をだらだら書いて定期的に見返そうというほぼ自分の為のブログなんですがもしこのワールドやこれからの試合で彼に惹かれた人が私のブログをチラッとでも見て興味を増してくれたらなー、という思いもちょっとあったり。
私も彼を初めて知った頃検索しまくって色々な方の情報やブログにお世話になったものなので……。
そんなマイペースな感じでやっていきたいと思います。
という訳で以下さいたまワールド感想↓
ヴィンス
〈SP〉
初の100超えを果たした四大陸ほどの出来とはなりませんでしたが素晴らしい演技でした、シーズン初めに纏っていた重い空気が嘘の様。4Sは回転不足でしたが4Lz-3Tは四大陸に引き続き回りきっていて克服しつつあるのかなーと、努力は身を結ぶんですね。
ファイブコンポーネンツは全て8点台、40出せる様になってきました、もう6点台がずらりと並んでいた頃とは違うのですよおお(泣)
今季のSPは彼の成長の過程が分かりやすく表れていて好きでした、カートが泣いたエクソジェネシスで私が泣かない訳がない、涙が出る程美しいエクソジェネシスをありがとう。
〈FS〉
昨季ワールドのリベンジを果たしました。日出ずる国でこの眩ゆい演技、まさにRising Sun。2011-12シーズンに使用していた曲で滑ると知った時は2016-17シーズンのカサブランカ再演に勝るとも劣らない衝撃でした、リバイバルプログラムは良い。
4Tと最後のサードフリップが刺さっているものの4Lz-3Tと4Sに高い加点が付いているのは大きい、特にコンボはSPより質の良いものでした。4Lz-3TのGOEはナショナルを除くと今の所アレクサンドル・サマリンくんとヴィンスが+3.94でトップなんですね〜、4Lzコンボを跳ぶ人が少ないので当たり前とはいえ某サイトのベストエレメンツ欄にヴィンス・ネイサン・サマリンくんの名前が並んでるのが嬉しくてスクショ撮ってしまいました。PCSもGPシリーズボロボロだったり平昌五輪SP通過者中最下位だったりした事を考えると本当によく頑張っているとしか…確実に着実にステップアップしていってます。
ネイサン
もう余裕綽々って感じでしたね、これが王者の貫禄ですか。SPは冒頭の3A降りた時点で「あーもうこれは大丈夫ですわー」って気持ちになりました、その予想通り危なげなく決めてくれるネイサン・チェンさん格好いい。調子の良し悪しで4Lzと4Fを自在に切り替えられるのが強いですね。初ワールドでは“Axels are hard🙈😒😂”とか嘆いてた人がSP・FS共に揃えてワールド二連覇ですよ…ラファ大喜びで可愛い。
サマリンくん
SPの冒頭2Lz*にはびっくりしてしまいました、転倒はあっても抜けがなく安定して4Lzを降りている印象だったので…。しかしそこからの4F-2T、更に度肝を抜かれました。2Lzになった後守りに入らず4Fに挑む気迫としっかりコンボにする根性、痺れます。初認定おめでとう!FSは美麗4Lz-3Tを決めて総合12位、私は10位以内に入ると予想していましたがSP20位からのジャンプアップ素晴らしい。
サモヒン
4Sの立ち上がりの早さにビビりました、いつものあの心臓に悪い痛そうな転け方より何倍も良いですが。サモちゃんがレベル揃えてるやったー!SP乗り越えたからこれで勝つる!と喜びましたが…FS……、転倒はなかったものの抜けに回転不足に…クリーンなジャンプがほぼないという。良い時はめちゃくちゃ良いし悪い時はとことん悪いというサモヒンらしさが出てしまいました…FS番長なサモヒンカムバック。
マッテオ
ユーロの新たなる星は間違いなく彼だと感じさせてくれるSPでした、PCSもうちょいちょうだいと思ってしまう。ワールドFSの最終Gで滑るマッテオが見られるとは、4Tは決まりませんでしたがよくよく考えれば投入し始めたのは今季ですしユーロ、ユニバーシアードと高品質なクワドを持続させていたのが凄い。飛躍のシーズンが続く。
エイモズくん
彼のアクロバティックでエモーショナルな演技はワールドでも異彩を放っていました、今回のワールドで彼の名前が一気に知られた様な気がして嬉しいです。お髭も生やしてすっかりシニアの風格が身につきましたがSPの良い得点に嬉し泣きしそうになっている所を見て泣き虫さんな所は変わってないな〜と微笑ましくなりました。アダムくんと一緒に国別に来るそうなので楽しみです。
表彰式は王者の微笑みネイサン・チェンさん、瞳の中に鬼を飼う羽生結弦さん、ずっとにこにこヴィンセント・ジョウさんの差が面白かったです。ヴィンスとネイサンが肩を並べて星条旗を背負っている姿を見て色々なものが込み上げてきました。アメリカ男子のワールドW表彰台は1996年以来23年ぶりだそうで、プレカンの時にそのエピソードをパッと口にするヴィンス、何ともヴィンスらしい。
ワールド1〜3位、4〜6位はGPシリーズアサインが被らないっていうのにヴィンスが入るんですね〜、ヴィンスとネイサンを一緒の大会で観られないのはちょっと寂しいですが心臓には良いかもしれません。忘れがちですけどまだGPシリーズメダル持ってないんですよねヴィンス。どこに派遣されるかは謎ですがとりあえずフランス以外であれば(初めて貰うかもしれないメダルがアクリル板は悲し過ぎる)
ネイサンはきっとファイナルに進むでしょうからヴィンスも追いかけねばなりません
イタリア・トリノで会おう!